設立趣意書と規約

設立趣意書

誰かを憎むことによっては何も生まれない。今、私たちは「すべてのものがひとつの集団である」という意識のもと、偏狭な集団意識を捨てなければならない。

しかし、現在においては宇宙人に対する差別は横行している。「地球市民」という言葉があたかも偏狭な集団意識を捨てた者であるかのように使われている。それだけなら放置すれば良いが、宇宙人の侵略に対して世界が団結するという筋書きのフィクションが垂れ流され、宇宙人に対する憎悪が煽り立てられる状況は看過することができない。

私たちは、フィクションにおける宇宙人差別を廃絶することを目的とする。

規約

1.　（名称）　本会を「宇宙市民連盟」と称する。
2.　（目的）　本会は、フィクションにおける宇宙人差別を廃絶することを目的とする。
3.　（事業）　本会は目的達成のため、以下の事業を行う。
　１）　表現者および国民に対する宣伝啓蒙活動
　２）　機関紙、印刷物等の発行
　３）　その他、目的達成に必要な事業
4.　（会員）　この団体の趣旨に賛同し入会を希望する者は書面を以って代表に申し出、その承認を受けた後に会員となる。
5.　（役員）　この団体に代表、会計責任者を置く。
6.　（経費）　この団体の経費は、会費、寄付金、その他の収入をもって充てる。
7.　（会費）　会員は入会時に終身会費として250円を支払うものとする。
8.　（会計年度）　この団体の会計年度は、毎年1月1日から12月31日までとする。